定年後は自分の経験をベースに社会貢献

定年前から考えていた事

 

私は50歳くらいから定年後は起業しようと思っていました。私はサラリーマンになって以来、社内の情報システム部門にいましたので、その延長線上での起業を計画していました。特に定年直近の5年間はIT内部統制と言うコンプライアンスの仕事をやっていましたので、起業はこれに関するものと心に決めていました。

 

そのために起業に関する本も読みましたし、自分のキャッチフレーズ、経歴書、ビジネスモデル、会社の形態などもまとめていました。夢のような事を考えては一人興奮していました。

 

しかし現実に定年1年前になり、本格的に起業を具体化していくにつれ、顧客が見つからないことが分かってきました。知り合いに起業のことを話すと総論は賛成してくれます。しかし現実になると対応は厳しいものがありました。特に私がやっていたIT内部統制の仕事は、専門性が高いのですが、全体総数が少なく新規に個人事業者が入り込めるような業界ではないことも分かってきました。また仕事も一人でやるのではなくチームでやりますので、そこにぽつんと個人事業者が入ってもうまくいきません。

 

また私がやろうとしていたのは、今まで勤めていた会社と個人契約するようなビジネスモデルだったのですが、これも会社方針により難しいことが分かってきました。私は電機メーカーに勤めていたのですが、その会社の経営状態が良くないため、システム関連経費は削減の方向だったことも背景にありました。

 

起業のアイデアは、仕事の延長以外にも、趣味のガーデニング関係、ゴルフ関連、スイスと日本をつなぐ仕事、高齢化社会、社会貢献、働く女性の支援など100ケくらい持っていましたが、こちらのほうは今までの仕事とは関係ないので、どうやって始めたらよいかが分からないでいました。

 

起業の勉強会に参加

 

そんな時にある起業に関する本を読み、共感する部分があり、そこが主催する起業の勉強会に入会することにしました。しかし入会してみたものの、その勉強会は若い人が多く、定年起業を考えている人は少なかったため、半年くらいは馴染めませんでした。その後この勉強会で主催している起業のためのスクールに入ることになり、そこで自分の起業を見つめなおすことにしました。

 

そこでは自分の人生を振り返り、自分のやりたい事を探し出す作業をやりました。私は何で起業するのか(What)、どうやって起業するのか(How)から考えていましたが、ここではそれとは別のアプローチで、何のために起業するのか(Why)を真剣に考え、スクールメンバーと議論しました。

 

私のキーワードは、サラリーマン定年後の生き方、交流・イベント企画、ゴルフ、海外(スイス)の4つに絞り込みました。この中でスイスはサラリーマン生活の中でも始めての海外赴任地だったこともあり、思い入れがありました。しかし赴任していたのは20年以上前のことになり、それ以降は仕事ではあまりスイスとは縁が遠くなっていましたので、起業ネタとしては苦しいと考えました。

 

ゴルフは好きではありますが、最近はスコアが伸びず、また他人よりすぐれた何かを持っている訳ではないのでこれも起業ネタとしては苦しいと考えました。

 

起業勉強会での気付き-社会貢献

 

定年後の生き方については、まさにこのスクールに入ったと同じ時期に、会社内で大きな組織変更があり、次の再雇用契約はないとの通告を受けました。役職定年で給料、モチベーションが下がり、定年後再雇用で給料が大幅ダウンし、さらにリストラを経験しました。

 

私の起業の原点は、ここにあります。このような経験をベースに、同じように定年後に不安を持っている人たちにアドバイスしてあげたいと言う想いです。

 

この起業スクールで、私の本当にやりたい事は、生涯現役、社会貢献、楽しい仲間、感謝の気持ちだということが分かりました。以前は起業の目的はお金を稼ぐことだと信じていました。この考えだと儲からない起業はやらないことになります。起業後1,2年目は儲からないので起業はしない、つまりいつまでたっても起業はできないことになります。

 

しかし今は起業は目的ではなく、生涯現役、社会貢献、楽しい仲間、感謝の気持ちを実現するための手段と考えるようになりました。自分の中で起業に対する軸がはっきりしてきましたので、儲からないような状況になっても、つらい状況になっても、これらの起業の目的に立ち返ることができるので、ぶれる事は少ないと思います。

 

定年後の不安をリスクヘッジで元気にする専門家』での起業は、ささやかではありますが社会貢献につながると思っています。困っている人達の相談役になれて、その方々の元気な姿を見ることができれば最高です。

 

起業の準備は大変ですが、今までの経験をベースに少しでも世の中のためになると信じて進んで行きます。

▼シェアをお願い致します!▼

お問い合わせ・ご相談はこちら

お電話でのお問い合わせ

090-4202-9696

フォームからのお問い合わせ

お問い合わせフォーム »

コラムテーマ一覧

過去のコラム

主なコラム

⇑ PAGE TOP