定年後のマネープラン

何歳まで生きるのか

定年後のマネープランを考える場合、まず始めに自分が何歳まで生きるのかを予測しておく必要があります。厚生労働省の2014年統計によりますと、日本人の平均寿命は男性が80.50歳、女性が86.83歳となっています。平均寿命は過去20年で5歳伸びていますので、この先20年後は医学の発展を考慮すると5歳伸びると想定しましょう。人生90年時代の到来となります。

 

一方で厚生労働書は健康寿命も算出しています。健康寿命とは健康上の理由で日常生活が制限されない期間を示します。男性71.19歳、女性74.21歳となっています。

 

平均寿命はあくまで数字の話ではりますが、今後の見込みとしてあなたが85歳まで、更にはあなたが亡くなっても奥様が90歳になるまでのマネープランが必要ということになります。

 

定年後の生活費

定年後のどのような生活をするかによって毎月の生活費は各家庭で違ってきます。しかし総務省の2014年データによれば、60歳代は295,955円、70歳以降は241,266円必要となっています。また生命保険文化センターの2013年データによれば、60歳以降の最低生活費は22万円、ゆとりある老後は35.4万円となっています。

 

これはあくまで全国平均なので、住んでいる場所やご家族のおかれた環境はそれぞれ違いますので、自分の必要生活費は自分で想定するしかありません。仮に月30万円とすると、60歳から85歳までの25年間で9,000万円(30万円×12ヶ月×25年間)必要になります。

 

これ以外に長い人生何が起きるか分かりません。病気なったり、大地震がきたり、事故に遭うかもしれません。そうなった時の余裕資金も考えておきましょう。また社会保険、税金も結構負担になります。一般的には収入の2-3割と言われています。これも考慮しておく必要があります。

 

定年後は何と言っても健康第一です。健康であれば何でもできます。また本人が健康であっても家族が病気になるとその看病が大変です。日頃から家族と共に健康には気を使い、家族全員が心身ともに健康でいられる楽しい家庭を築きましょう。

 

定年後の収入

一方収入面では、年金が65歳から月20万円とすると85歳までの20年間で4,800万円となります。65歳までの5年間を年収300万円で働くとして1,500万円を確保するとします。退職金を1,000万円とすると,生涯生活費9,000万円のためには、残り1,700万円を何とかする必要があります。

 

もっともこれらは、あくまで平均であって、子供がまだ学生でしばらく学費が必要、海外旅行も行きたい、車を買い替えたい、病気で臨時の出費などを考慮するともっと必要になってきます。

 

平均寿命も延びていますので、85歳以降のことも考えておく必要もあります。寿命はどうなるかは分かりませんが、100歳以上生きる可能性もないとは言えません。

 

年金はその経営が危ないと言われているものの、このように老後は年金収入にたよる部分がとても大きいのです。55歳を過ぎましたら一度近くの年金事務所に行き、支給される金額、手続きのタイミングなどを聞いておいたほうがよいです。年金はあくまで自己申告となっていますので、こちらから動かないと支給されません。

 

それとまだ元気な60歳代、最低でも年金が支給される65歳までは何らかの仕事を持って収入を確保したほうが良いでしょう。

 

定年後の収入戦略

私は定年退職後、会社に残る残らないに関わらず、今までの情報システムの仕事を継続してやっていきたいと考えていました。そして収入面では、65歳までは今までの給料の半分から7割くらい稼ぐつもりでした。その場合、年金はカットされてしまいますが、年金は貰わないことが、ささやかな社会貢献になると考えていました。

 

しかし、60歳以降の仕事探しは、会社に残っても再就職しても、とても厳しいのが現実でした。私は再雇用で1年間会社に残りましたが、給料は大幅にダウンしました。定年退職日を境にやっている仕事の内容はほとんど変わらないのに、年齢と言うだけで給料が大幅にダウンするのは納得がいきませんでした。

 

再就職もチャレンジしてみたのですが、60歳以降ではまったくと言ってよいほど自分のやりたい条件にあった仕事はありませんでした。その後、知り合いの紹介で専門学校の非常勤講師の話が持ち上がり、校長先生と面談した結果、採用されることになりました。今までの経験を活かせて、社会貢献的な仕事でもあるので、現在はその仕事内容に満足し、楽しくやっています。

 

そのあたりから、私は収入戦略を変えることにしました。年金を受け取らずに給与所得だけでいくのではなく、年金も受け取りながら非常勤講師の収入とあわせていく戦略です。

 

更に空いた時間を使って、自分サイズの起業も計画しています。これはまだ準備中なのでどうなるかは分かりません。専門学校の講師は比較的自由な時間があるので、その空いた時間を使っての起業です。

 

年金はとてもありがたいしくみです。これを賢く受け取り自分の収入戦略をたてることが大切です。

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