50歳から考え始める定年後の人生再設計

50歳前後の不安

役職定年が実施されて一番不安に感じるのは、現在50歳前後のみなさんではないかと思います。

55歳の先輩方が役職定年で続々と退職するため、その人たちがやっていた仕事を引き継ぐことになります。今でも忙しいところへ追加の仕事がさらに重くのしかかってきます。その一方で自分も5年後はどうなるか分からない。何とかしなくてはいけないことは分かっているが、Week dayは仕事が忙しく、休日は家族サービスや親の世話があり、将来のことなんか考える時間がない。

 

サラリーマンの方々は、みなさん真面目で一生懸命働き、自分の仕事に誇りを持っています。また家庭も大切にしています。

 

私の場合は定年まで全力で走りましたし、仕事が忙しい中でも何とか時間を作ってコツコツ将来設計を考えていました。毎朝5時おき、冬でも朝は6:00過ぎには家を出て、7:30には会社について夜は8:00まで働き、その後SAX練習と言うような生活を送っていました。今更ながら良くやっていたと思います。

 

私がもしアドバイスしたいのは、『(いろいろ忙しいでしょうか)何とか時間を作って将来設計を考えるべき』です。時間は自分でコントロールするしかないです。多くの人は「何とかしなければ」と思っていてもなかなか行動に移せないでしょう。このコラムを読んでいただいた方は少なくとも何とかしなくてはと思っている方々でしょう。その意味では普通の人より一歩先を行っています。この気持ちを大切にもう一歩前に進みましょう。ここで頑張っておけば20年30年後に大きな差がつきます。

 

定年後再雇用は悪くなかった

私は定年後も同じ会社で1年ごとの再雇用で会社に残っていました。仕事の内容は役割・責任範囲は変わりましたが、現役時代と同じ職場だったので業務内容に関するストレスはありませんでした。

しかしやっていた仕事量・質に対する給与面の待遇がどうしても納得がいきませんでした。役割は変わったものの基本的に今までと同じ仕事をしているのに、給料だけは大幅ダウンしたからです。

 

定年後の再雇用で1年経過後、会社で大きな組織変更があり「再雇用なし」の通告を突然受け、会社は辞めることになりました。たまたま知り合いの紹介で専門学校の非常勤講師の話があり、校長先生とも意気投合し、結局切れ目なく仕事は続けられています。

 

サラリーマン時代の情報システムに関する自分の専門性を活かし、実務経験を踏まえて講義をやっています。準備が大変ですが、若者と触れ合う仕事なので授業は楽しくやっています。

 

ニュースなども幅広く勉強する必要があり、脳みそフル回転。老化している暇がないという感じです。

また休むと休講になってしまうため、休暇がとれないのもサラリーマンと大きく違う点です。ただし夏休み、春休みがあります。

 

サラリーマンをやっている時は気がつきませんでしたが、辞めるといろいろな事がわかってきます。一言で言えば「サラリーマンは気楽な稼業」だったと思います。自分用PCは支給され、操作方法の質問はヘルプデスクがある、机、コピー、プリンタ、FAXなど何でもそろっています。オフィスは冷暖房完備、社員食堂もある。定時が決まっているので生活リズムが安定するし、有給休暇があると言うのも大きいです。

 

会社から「仕事がないから辞めてくれ」と言われたらしかたないですが、そうでないなら給料は安くても会社に残ることは悪い選択ではないと思います。再就職しても新しい職場で成果を出せるか分からないし、成果を出すために無理をして心身ともに疲れてしまっては再就職の意味がないです。

 

この気持ちは会社員時代には分かりませんでしたが、辞めてみて良く分かりました。経験談としてぜひお伝えしたいです。

 

 

会社を辞めて分かる、稼ぐことの難しさ

会社を辞めてから分かったのですが、定年後再雇用は給料だけをみれば現役時代と比べてかなり安いですが、しかし決して悪い条件ではないと思うようになりました。まず就業時間が決まっているので、規則正しい生活が送れます。そして何より、リスクがありません。自分から辞めると言わない限り、給料は定額が支払われます。体調を崩して休んでも、有給休暇があるし、誰かがカバーしてくれます。

 

今は専門学校の非常勤講師をやっていますが、身体が命です。体調を崩して休めば、生徒は困りますので休むことができません。授業を確実にこなしていけば問題ありませんが、授業のコマ数が保証されているわけではありません。社会保険はないし、自分で確定申告しなくてはなりません。

 

私の場合は、学校の先生という職業が好きですし、確定申告や経理処理も嫌いではないので良いですが、そうでない方はサラリーマンをやっていた方が良いかもしれません。

 

それと自由業になった場合に気をつけなくてはいけないのは『自律:自分を律する』ことです。不規則な生活になりがちですから、適度な運動をしながら、肉体的・精神的に健康に気を付けることが重要です。私は毎朝ラジオ体操をするようにしています。

 

50歳から考え始める定年後の人生再設計

定年後の人生設計を考えるのは50歳からが良いでしょう。と言いますのは、再就職は55歳までなら何とかなりますが、それ以降になると徐々に難しくなり60歳以降の再就職はまず見つからないからです。早いうちに方向性を決めないと徐々に選択肢が狭められてきます。これは私の実体験からきています。

 

会社に残る選択肢は悪くないといいましたが、65歳以降の事を考えておく必要があります。65歳ではそれこそ再就職はまずないと思うし、65歳以降で起業する気力が持てるかどうか不安です。

 

60歳で取れる選択肢は限られてきます。みなさんには、ぜひ選択肢が多いうちに将来設計をしっかり構築し明るい未来を持っていただきたいと思います。

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